SWANStorの導入事例【大鵬薬品工業株式会社 様】
高いセキュリティレベル実現の為に比較検討し、SWANStorを採用しました
- 業種
- 医療業
- 従業員規模
- 2,554名(2014年12月31日現在)
- 事業内容
- 医薬品、医薬部外品、医療機器などの製造、販売及び輸出入
- 導入前の課題
- 機密情報である副作用情報をより安全にシステム入力できる手段を探していました
- 導入後の結果
- 社員利用もSWANStor経由でセキュアにアクセスする仕組みが構築できた
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機密情報である副作用情報をより安全にシステム入力できる手段を探していました
当社では、臨床試験のプロセスで得られた医薬品の副作用に関する情報を、社内の「安全性情報管理システム」に蓄積しています。 臨床試験とは、新しく開発した医薬品が安全かどうか、また症状に対して有効であるかどうかを確認するために、治療を兼ねて行われるテス卜のことです。 当社では、医薬品開発における臨床試験を世界中に点在するCRO (Contract Research Organization :医薬品開発受託機関)に委託していますが、副作用情報をCROがより安全に「安全性情報管理システム」に入力する手段が求められていました。
情報システム部 福山昭彦 様
より強固な通信の暗号化や認証をはじめとするセキュリティが必要不可欠でした
副作用情報は非常に機密性の高い情報です。 「安全性情報管理システム」はWebシステムですが、単純な基本認証だけでは不十分で、より強固な通信の暗号化や認証をはじめとするセキュリティが必要不可欠でした。当社が必要とする高いセキュリティレベルを実現するためにいろいろな製品を比較検討した結果、次の2点で他社より優れていると判断し、採用に至りました。 1. ファイアーウォールの設定変更が無い 他社製品との大きな違いは、SWANStorはファイアーウォールのインバウンドポー卜を開ける必要が無いということです。 認証情報やアクセスログ等、機密性の高い情報は安全なLAN上に格納されるため、より安全性が高くなります。 2. 見せたいアプリをピンポイントで配信できる SWANStorは通常のVPNと異なり、業務に必要な情報のみユーザーにアクセスさせる事ができるため、より安全なネットワークの構築が実現可能です。
社員利用もSWANStor経由でセキュアにアクセスする仕組みが構築できた
副作用情報を集計しレポート等を作成するために、社員も「安全性情報管理システム」にアクセスする事がありますが、例え社内に居る時であってもSWANStor経由でアクセスする事になっています(一部システム管理者等を除く)。 機密性の高い情報を扱うため、従業員に対しても、決められた人物のみにアクセス権限が与えられ、決められた方法でしかアクセスできない仕組みがSWANStorで構築されています。 また、今まではSWANStor Gatewayを当社のデータセンターに置き、自社で運用していましたが、ハードウェアの維持管理に手間と時間がかかるため、2014年よりSWANStor Gatewayをホスティングし、エリアビイジャパンで運用していただく事に変更しました。 多くの海外ユーザーが機密情報にアクセスする仕組みの運用を外部に委託する事は大きな決断でしたが、次の理由から委託を決定しました。 ○SWANStorは導入以来、10年以上ノートラブルだということ ○それまでのお付き合いの実績から、エリアビイジャパン社であれば委託することは問題ないということ インターネット上に存在するSWANStor Gatewayの運用はそれなりに気を使ったり、工数が必要です。 その運用をエリアビイジャパンに委託する事により、運用にかかる工数と費用を削減する事ができました。
SWANStor
FW工事、専門知識が不要でも導入できるリモートアクセスプラットホームです。 セキュリティ、認証等のオプションを自由に選択可能で、タブレット・スマホなどの最新デバイスに対応しています。
エリアビイジャパン株式会社
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