スマートFの導入事例【日星精工株式会社 様】
バーコード管理でリアルタイム在庫把握とロットトレースが可能に
- 業種
- 電子部品・デバイス・電子回路製造業
- 従業員規模
- 30~99名
- 事業内容
- ボルト製品の製造
- 導入前の課題
- 紙とエクセルによる材料の在庫管理で、実在庫とのズレが顕在化
- 導入後の結果
- 約2日かかっていた材料種別の在庫管理表が、2~3時間で作れるように
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紙とエクセルによる材料の在庫管理で、実在庫とのズレが顕在化
難易度の高い特殊鋼も扱うことができる、国産ボルトメーカーの日星精工株式会社様。高い技術力や品質が評価され、自動車や産業機械、建設機械など、幅広い業界で同社製品が採用されています。 自社製造のボルトやパーツ部品は、自社の別システムで在庫管理や生産管理を行っています。しかし、鋼材の在庫については、紙やエクセルによる属人的な管理が残っていました。管理メンバー間で「材料の在庫管理も、いつかはシステム化しなければならない」という課題感はありつつも、しばらくはアナログ管理が続いていました。ところが、材料在庫の棚卸しを行ったところ、台帳と実在庫の差異があることが顕在化。現状を改善すべく、スマートFを導入していただきました。
初期費用を抑えたうえで、やりたい運用が十分できると思えた
同社が材料の在庫管理システムを導入するにあたり、ネクスタを含め4社で比較検討されていました。ネクスタ以外の3社は、ユーザー向けに一からシステムを構築するプランで、導入費用は500万円から数千万円と高額でした。一方、当社のスマートFはクラウドサービスのため、少ない初期費用でスモールスタートできます。 さらに決め手となったのは、低コストのスマートFでも、同社が希望する運用方法を十分実現できると確信できたことです。一からシステムを構築する場合と違い、スマートFは既存システムをユーザーごとの運用に合わせて設定・カスタマイズします。そのため、商談時に実際の画面も見ていただきながら、具体的な機能の説明が可能です。運用方法を事前に確認し、十分な機能を備えているとご判断いただきました。
約2日かかっていた材料種別の在庫管理表が、2~3時間で作れるように
【導入前】 日々の材料在庫は管理しておらず、毎月1回、入荷実績数と使用数から算出してエクセルの在庫管理表を作成していた。このリスト以外で在庫を確認するには、現場を見に行くしかなかった。 月次の在庫管理表は、材料管理の担当者1名が作成する。まず、入荷した材料の1ヶ月分の納品書をまとめ、入荷実績としてエクセルに入力する。次に、現場で管理している手書き帳票の記録(材料を倉庫から出す際と、使わなかった材料を倉庫に戻す際、移動数を都度書き込む)を1枚ずつ確認し、現在庫を算出していた。これらの情報をもとに、材料の鋼種やサイズごとに分類したエクセルの在庫表を作成するのに、約2日かかっていた。さらにその後は、経理向けのエクセル在庫帳票にも一部転記しなければならない。 この手書きとエクセルの管理には、時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーがなくならないという課題もあった。手書き帳票の記入漏れや読み間違い、エクセルへの転記ミス等が原因で、在庫表と実在庫数にズレが発生していた。数ヶ月に1度は、あると思っていた在庫がないというトラブルも起きていた。 【導入後】 スマートFとハンディ端末を導入し、材料の入出庫はすべてバーコード管理に移行。材料を使ったり倉庫に戻したりするたびに記録していた手書き帳票が不要になった。入出庫数を計算する手間がなくなったことで、今まで約2日かかっていた鋼種・サイズごとの在庫表の作成は、2~3時間で終わるようになった。 今後もスマートFを利用する業務を広げ、入荷実績や在庫帳票のエクセルデータ作成もなくしていく予定。
スマートF
必要な機能だけを選んで後から徐々に追加する、スモールスタートでの導入が可能。従業員数30人規模から上場企業まで、幅広い規模の企業での導入実績があります。
株式会社ネクスタ
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