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TPiCS-Xの導入事例【金陵電機株式会社 様】

システムが軌道に乗り、計画課全員が業務に精通。月末処理もスムーズに

システムが軌道に乗り、計画課全員が業務に精通。月末処理もスムーズに

導入企業
金陵電機株式会社
金陵電機株式会社様ロゴ
業種
機械器具卸売業
従業員規模
149名(2018年3月現在)
事業内容
【開発・販売部門】 産業用無線システム・設備診断システムの設計及び製作・販売、他開発関係 [主な取扱品] テレコン、設備診断機器、衝撃振動記録装置【代理店部門】 電気機器販売 [代理店契約メーカー] ●株式会社安川電機 ●アジレント・テクノロジー株式会社 ●横河電機株式会社 ●シャープ株式会社 ●アンリツ株式会社 ●株式会社金陵製作所 [主な取扱品] 各種電動機、制御機器、各種産業機械、工作機械用マイコン、シーケンスコントローラ、各種電気計測器、各種工業用計器、各種化学分析機器 【輸入部門】 OI Analytical社、Syft社 契約製品販売
導入前の課題
事業譲渡を機に生産管理が必要に
導入後の結果
生産管理システムが軌道に乗り、計画課全員が業務に精通。月末処理もスムーズに

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TPiCS-X導入前の課題

事業譲渡を機に生産管理が必要に

システムメーカーの生産管理システムを導入するも、課題が山積

金陵電機株式会社は、今回紹介するテレコン事業部を含めた3部門を核に、産業界のさまざまな顧客ニーズに技術で応える企業だ。テレコンの生産はグループ会社の株式会社金陵製作所(大阪府箕面市)など数社の協力会社に委託するファブレス方式だが、受発注業務をはじめ生産計画、在庫や納期管理など、モノづくり以外の製造業としての機能はすべて持っている。 同社がメーカー事業を開始したのは1999年。テレコンを開発したアンリツ(株)から事業譲渡を受けてからのこと。「事業譲渡されてから、生産管理の必要性が出てきたのです。しかし、社内にあるコンピュータシステムに生産用のものはなく、とりあえずExcelを使って、何をいつ、何個買ったかなどの記録を残すようにしたのが始まりと聞いています」(佐々木氏)。 その後、Excelに加えてAccessを用いて独自のプログラムを作成し、販売管理システムと紐づけた。それ以外にも別ソフトなども導入したが、本格的な生産管理にはほど遠かった。 2005年、全社の販売管理システムが一新されたのを機に、同じシステムメーカーの生産管理システム(以下、旧システム)を導入。生産管理システムとしてひと通りの機能を持っていたが、旧システムにも問題があった。 「一番不満だったのは、部品手配をする際、きちんとした手配がかからないことでした」(松井氏)。この対策として、「毎日レポートを出し、チェックをしていました。とにかく、旧システムでは〇〇チェックというのをたくさんしなければならないという問題点がありました」(木内氏)。「構成を組むのにすごく時間がかかり、コンピュータが固まることもよくありました」(吉田氏)。 カスタマイズ性が低いのも大きな問題だった。しかも、システムメーカーに依頼すると、少しの変更でも多額の費用がかかった。やむを得ず、生駒氏自らAccessでプログラムを作成していたという。「そのため、旧システムでは私のつくったプログラムが何本も動いていました」と生駒氏は話す。

テレコン事業部計画課 課長の生駒氏(左)と主任の佐々木氏(右)

テレコン事業部計画課 課長の生駒氏(左)と主任の佐々木氏(右)

TPiCS-X選定ポイント

価格性能比に優れ、カスタマイズ対応が柔軟だった

旧システムからTPiCSに変更することになった直接のきっかけは、旧システムのシステムメーカーが、現行バージョンのOS(基本ソフト)サポート打ち切りを通告してきたこと。カスタマイズ性が低い上、OSサポートの更新料にも多額の費用がかかる。その一方で、生産管理システムの市場には価格性能比に優れ、カスタマイズ性のよい製品が多数存在する。その代表的製品がTPiCSだったのである。 かくして2012年末、「旧システムで動かしている業務がすべて行えること、追加開発費用なく設定で柔軟にカスタマイズ対応ができること」を確認し、システムベンダーの株式会社システムユニを通じてTPiCSを導入することを決定した。

TPiCS-X導入後の結果

生産管理システムが軌道に乗り、計画課全員が業務に精通。月末処理もスムーズに

社内で唯一、メーカー業務をファブレス(工場を持たない製造)で行う、金陵電機テレコン事業部の生産管理システムがきわめて順調だ。計画課のメンバー全員が業務フローをよく理解し、生産計画から材料手配、在庫管理、納期管理まで確実にオペレーション。輪番で行う月末処理も、誰もが迅速にこなす。「TPiCS導入を機に、課員たちの自主性に委ねたことが奏功しました」と同事業部技術課兼 計画課課長の生駒光司氏は話す。

導入を決めてから1年3か月。業務フローの議論を重ねた甲斐あって、随所に工夫が凝らされた使いやすいシステムに仕上がった。 例を挙げると次のような効果があったという。 ・複数の画面を1画面で同時に確認可能  それぞれ個別に見る必要のあった生産スケジュールの画面がTPiCSは1つの画面で同時に見ることができ、計画立案しやすくなった。 ・図面と注文書の一体化が実現  従来、注文書飲みメール送付し、図面は手作業で郵送していた。納入時の受け入れ検査でも、注文書の図面が自動的に出るようになり、それらに関する工数が削減できた。 最大の効果は月末処理が大幅にスピードアップしたこと。生駒氏が一人で行っていたときは、22時過ぎまでかかることがあったが、今ではものの40~50分で終了する。月末処理のほか、注文書の発行や受け入れなども課員が持ち回りで行っており、「TPiCSになってからは『この人でないとできない』という仕事がなくなりました」(博田氏) 「TPiCSの魅力はシステムがシンプルであり、なおかつカスタマイズしやすいこと。また、着手信号機オプションで未入庫の部品を確認できるなど、使う側の身になって考えられているところが良いですね」と生駒氏は話す。

テレコン事業部計画課のメンバー:(左から)松井氏、木内氏、吉田氏、博田氏

テレコン事業部計画課のメンバー:(左から)松井氏、木内氏、吉田氏、博田氏

TPiCS-Xのロゴ画像

TPiCS-X

変化する市場に対応するために、個別生産や繰返生産に特化した最新の生産管理システムです。製品の多様化に対応し、工場のスムーズな生産を実現します。

株式会社 ティーピクス研究所

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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。こちらのページでは、『攻撃型生産管理システム TPiCS-X』(生産管理)を導入した金陵電機株式会社様の導入事例をご紹介しています。
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